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新方式ステレオ フォノカートリッジ(ステレオピックアップ)の発売


クロスリング方式はフォノカートリッジの欠点を解消した

左右のコイルの中心に明確な支点を置いたことで、今までの大きな歪みの原因を全て解消することが出来たのです。レコードの再生能力は飛躍的に向上しました。

従来のフォノカートリッジに大きな問題が二つ存在していた。
従来のカートリッジは針先の付いたカンチレバーに四角の鉄芯を取り付け、その鉄芯に井桁状にコイルを巻き鉄芯の中心からワイヤーを出し、小さな穴のあいたゴムダンパーを通してヨークに引き当てていました。また、四角の鉄芯の替わりに十字型の鉄芯にしたものもあります。

それらの方法では支点がコイルから離れる為、鉄の芯を使用した磁気誘導型の発電方式になっています。また、磁界の中に置かれる鉄片は磁石に強く引きつけられ、自由で正確な動きができるとは考えられません。また、動作点はワイヤーが曲がる部分ですので曖昧です。曖昧な支点はチップの動きを正確にコイルに伝えることは出来ません。他にも鉄芯に左右の2つのコイルを巻くとトランス的な伝達現象が考えられます。それは同相となる横の動きや逆送となる縦の動きに現われ、横の動きでは増強され、縦の動きでは打ち消しあう可能性があります。このようなことは実験するまでもなく、構造を設計する段階で予測できるものです。

 

 

 

そしてクロスリング方式が完成しました

クロスリング方式は従来のフォノカートリッジの大きな欠点を解消しました。方式名のごとく左右のコイルをクロスさせることにより、左右のコイルの中心点を一致させ、その中心点を明確な一点支持の支点とすることにより正確な発電を可能にしています。また、コイルの中心点に支点を置いたことで鉄心の必要性が無くなり、強磁界の中でも磁力の影響が無く自由で正確な動作を可能にしました。鉄心を使用していませんのでトランス的な伝達現象もありません。

 

完成した製品は予測通りの音楽を再生しました。余分な付帯音や違和感がなく、透明度やスピード感、奥行きセパレーションなどは非常に良いものでした。音楽性でも演奏家の思いや感情が感じられ、楽器の音色に現実的な魅力があり、声は美しく暖かで活力を感じるものでした。今までの再生音とは別物である事を確信しています。

 

コイルの中心点や磁石の中心点に明瞭な支点を作ることは宮島研究所の特許です。ここではMCステレオカートリッジの特許の1つクロスリング方式を紹介いたします。

クロスリングが理論的に完成したのは7年前ですが製品になるためには多くの努力が必要でした。カートリッジという小さなボデーの中に正確に構造を作り上げる為に何十回の実験を行なっています。最初に構造を形に作り上げ、音だしから始められました。コイル巻きの方法や支点の作り方、ゴムダンパーの吟味は非常に長い時間を費やしています。素晴らしい再生音を少しでも濁さない為に、金属部品(ヨークや磁石)の共振を和らげる為に音の良い銘木で本体を造るというアイディアは更に良い結果を得ています。

 

従来のステレオカートリッジの構造図

 



クロスリング方式のカートリッジの構造図

 


両者の比較は動作を含めてムービーで説明しています。
(ファイルサイズ約150kB 時間約10分 FLASH)

 

クロスリング方式 SHIRABE (調) WAZA (技)

技 -Waza-

バランスの良い音です。
WAZAの音は素直な感じです。そして癖がなく素晴らしい音楽を再現します。
紫檀は重くて綺麗な木目です。


 メーカー  宮島研究所
 製品名  ステレオカートリッジ -技-
 インピーダンス  約 16Ω (出力:約 0.23mV)
 周波数特性  20 Hz to 32 kHz
 適正針圧  2.5g - 3.2g (推奨針圧 3g)
 針先  ダイヤ楕円針   
 コンプライアンス  約 10×10-6cm/dyne   
 重量  約 9.0g
 Body  紫檀

 

調 -Shilabe-

クロスリング方式最高機種です。
本体のアフリカンブラックウッド(グラナディラ)はクラリネットやオーボエの材料に使われています。
それは非常に固く重い木で、美しい光沢を持っています。


 メーカー  宮島研究所
 製品名  ステレオカートリッジ -調-
 インピーダンス  約 16Ω (出力:約 0.23mV)
 周波数特性  20 Hz to 32 kHz
 適正針圧  2.5g - 3.2g (推奨針圧 3g)
 針先  シバタ針   
 コンプライアンス  約 10×10-6cm/dyne   
 重量  約 10.4g
 Body  アフリカンブラックウッド

調-Shilabe- シバタ針
shibata

 

 

クロスリング方式はレコードの音をそのまま正確に再現する事を目的にしています。レコードには楽器や声の音がそのまま録音されていると考えています。カッティングマシンには構造的に大きな問題は無いようです。レコードの音を正直に取り出すことで楽器や声の生々しい音は、聴きたい音楽の全てを再現してくれるのです。生の音が録音されてから再生されるまでには音の遅れや歪み色付けなどが発生しますが、全てを無くして透明度の良いものにする事で目の前で演奏されたような、素晴らしい音楽を聴くことができると信じています。音を取り出すカートリッジの部分で、正確なものが作れないとか、難しいからなどの理由で、設計の段階で疑問を持つ製品では、後に繋ぐアンプやスピーカーがどれほど良いものでも、演奏されたそのままの素晴らしい音楽は再現出来ません。

 

 完成品のカートリッジには一般に使用されているものより太目のカンチレバーを使用しています。その理由は細いカンチレバーを使用したカートリッジの再生時にカンチレバーが撓む(曲がる)高速度写真を見たことがあります。正確な再生には撓まない(曲がらない)カンチレバーにするために試聴による実験を繰り返し、納得出来る音になる太さのカンチレバーを使用したのです。カンチレバーを太くすると質量が増しますが、その分は巻き枠の軽量化(通常の約1/10)で十分に対処されています。

クロスリング方式の完成品は予測どおりの音を出しました。その良い音は想像を越え、鳴り響く音から良い音を教えられていると言う感覚になりました。今までの再生音とは異なり、現実に目の前で聴いた音楽の方に近いものでした。レコードの溝を正しく電気信号に変換するフォノカートリッジとしてクロスリング方式は大きく貢献したという瞬間を感じ取ることが出来ました。

 このクロスリング方式のステレオカートリッジはレコードに録音された音楽や音場をそのままの状態で再生することを目的としています。レコードを聴き始めてすぐにわかることは人工的なダイナミックさや響きは無く、聴き進むにつれて演奏される楽器の音の魅力や音の良さを感じ、演奏家の心情を聴き取れる事がわかります。音質は楽器の基音がはっきりとして、自然な響きが消え去る感じまで再生されます。多くの楽器もそれぞれに分離し、個々に鮮明な音質を保ちます。音場感や音質はレコードに録音されている音で変化します。録音された場所の響き、技術的な帯域や音質もありのまま再現しますのでレコードを取り替えることで色々な雰囲気が再現されます。



貴方が真実の音が好きならば

クロスリング方式は最高の製品になるでしょう


一般には真鍮の端子が使用されていますが、当店で使用している端子は銅線を加工したもので、電気の導通が良好です。 製品にはケースと保証書が同封されています。